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無題    ..pat2003/03/18(火) 12:22  No.471 〜『陽なたのカゲロウ』    ..トエイ 2003/03/15(土) 14:31  No.420
  


 無題    ..pat  返信
      2003/03/18(火) 12:22  No.471
 
 
ああ また忘れてしまった

いつも 忘れてしまう



寂れた本屋のお気に入りのコーナー

深夜に流れる傷ついた子供の再放送

無責任な会話

あなたの愛想笑い



ボクは旅の途中だと気づく

 Re:無題    .. 
        2003/03/18(火) 15:10  No.479
 
 
初めまして★蛍と申します★
ああ また忘れてしまった・・・忘れ物係(忘れ物をする係。決して人の忘れ物をなくすための係りではないです。)の私は一瞬これは!?と思ってしまいました;;勘違い甚だしいです;;

嫌なことは忘れられず、時に大切なことを忘れてしまったりもしますよね。(・・そうであってください。私だけじゃ寂しいです;;)
私はこの詩は、大切な「あなた」のお気に入りを忘れて、無責任ともいえる会話でごまかしたけれど愛想笑いを返されてしまった詩なのかなぁ?なんて思ってしまいました。(勝手なイメージでごめんなさい;)
旅って言うのは恋の旅。相手のことをまだ覚えきっていない、始まったばかりの恋。そういう解釈を私はしてしまいました。

ドジな私ですがこれからもよろしくお願いします★


 Re:無題    ..トエイ 
        2003/03/18(火) 16:35  No.488
 
 
こんにちは、patさん。
トエイです。

ああ また忘れてしまった
洗濯物を取り寄せるの!
(雨のため、取り込みに行きます、マジで!)

ぜんぜん濡れてた!
しかも今日一気に洗濯して、一気に干したのに(泣)。
(ごめんなさい、全然関係ない事。でもホント、本気で泣きたい気分)
えっと、ドジな僕ですがこれからもよろしくお願いします☆
(すいません蛍さん、真似さして頂きました。でも、ほら、星、星)

忘れてしまうことって、後で思い出しても、たいしたことなかったりすることが多くて、だから、忘れる事に慣れてしまったりするんですよね・・・まあ、さっきの僕のように。
その内に大事なモノを、ポトリと落としてしまう。
すなわち「慣れ」が、思考を緩慢にしてしまったり。
ボクは旅の途中だと気づく
今いるところに安心して慣れてしまっているけど、本当はそこがボクの目指しているゴールではないんだと、そんな風に言っているように感じました!
あとは、蛍さんと同じように、恋愛の事なのかな、と。
ボクも勝手なイメージで、色々とすみませんでした。


 Re:無題    .. 
        2003/03/18(火) 17:59  No.492
 
 
初めまして、こんにちは!
月といいます。
なんか最後の一文で、綺麗にまとめて・・・すごい
儚い詩だなあと・・・
わたしも蛍さんとトエイさんと同じく、
愛想笑いをした「あなた」に恋をしているのでは
ないかと思いました。
「旅の途中」なので、「あなた」に片思いをしている
のかなと思いました。儚いです・・・
勝手に想像しちゃってごめんなさい!
綺麗な詩でとても心に響きました。




 踏切    ..  返信
      2003/03/18(火) 15:23  No.481
 
 
電車が走る
その下に電車を導くレールがある。
その下に敷かれる板の狭間
小さな緑が根を下ろす

レールよりすこしでも高く
もしも緑が育ったら
電車は緑を轢くだろう

緑は小さくうずくまり
幾度も通る電車の影に
遮られる光を
必死に浴びて
踏まれても 
轢かれても
その緑を絶やさない

今日も私は
踏切の カンカンという音を聞き
目の前をすぎる
人の重みでつぶれる電車の
悲鳴を聞いた

狭間の緑は風にそよぐ

 レール。    ..トエイ 
        2003/03/18(火) 17:55  No.491
 
 
こんにちは、蛍さん。
説教はどうでしたか?(親に怒られたのかな?)
ゆとりを持って、頑張ってくださいね(笑)。

レールは摩擦に耐え、緑を見守っているのかな。
縁の下の力持ち、僕はそんなレールになりたいな。
この緑は人間の持つ森羅万象ですね。
日々を繰り返し、踏まれ、轢かれ、風のそよぎに喜びを、太陽の光に感動を。
緑は生きる理由をけして考えない。でも生に向かって精一杯に生きようとする。むしろ電車の方が弱い存在なのかもしれませんね。
今日も私は それでも生きる
というのは、僕の思いです。
少し逸れたかな(笑)。ごめんね。

五行詩見たよ。すごいすごい!
改めてあなたのセンスに感服!
僕もふらっと書いてしまったけど、絶対に見ないで!!!
あなたの前では、失敗と言うほかないくらいの作品だから。
もとい、今回の詩、すごく良かったですよ。
桜さんも、とっても良かったですよね。
まずいな、僕はこの頃ぜんぜん駄目です。




 無題    ..エコ  返信
      2003/03/18(火) 16:06  No.483
 
 
あなたの夢を見ました

あなたは、とても綺麗な笑みを浮かべていて

悲しくなりました

あなたと私、こんなにも遠いのですね

同じ地球の上に立っているというのに

夢など見たくはなかった

本当の、あなたが欲しいのです

 素直な想い。    ..トエイ 
        2003/03/18(火) 17:16  No.490
 
 
こんにちは、エコさん。

素直な想いですね。
僕はそう思いました。
時として、離れ離れになるほど、距離を近くに感じる時があります。
離れた事で、声や笑顔、が鮮明に思い出せたり・・・。
鮮明なほど、幻は辛いんですよね。
相手の温もりを感じた朝は、涙が出ます。
さっきまであんなに一緒にいたのに、朝、目が覚めたらいない。
そして、それを認めざるをえない現実。
安易な言葉ですが、わかる気がします。
でもそうして、人は強くなっていくんでしょうね。
時間はまだいくらでもあります。ないようであると思う!
どんどんたくましく洗練されていきましょう!
いつか、素敵な人になれると思います。




     ..  返信
      2003/03/18(火) 15:13  No.480
 
 
暗闇を照らす光
やさしく包む やさしく笑う
ひとつだけ輝いている
僕を照らす
真っ黒な僕を
まるで想ってくれてるように
光る綺麗に
悲しく 切なく
僕の心に・・・

 Re:月    .. 
        2003/03/18(火) 16:23  No.487
 
 
初めまして★蛍と申します★私は高1なので年が近いです♪よろしくお願いします!

この詩だと「暗闇」=「僕の心」になっているのでしょうか。1〜3行目と、4〜最後までは対句になっているんですね。平塚雷鳥さんは女性解放運動で「原始女性は太陽であった。しかし今は青白い月である」みたいなことを言っていたと思います。心に残る一説なのですが、これだとちょっぴり月が太陽に輝かされているということ。事実ではありますが、悪い印象ですよね。(もちろん真意が別にあるって言うのもわかってますが;;)でも月は地球との関係がすごく深く、神秘的かつ幻想的。私は昼間より夜の星を従える月の方が好きです。太陽がいなくなった闇を照らしてくれることがすごくありがたいことでもあるんですし。
そんな月をすごく綺麗に歌った詩だなぁって思いました★


     ..トエイ 
        2003/03/18(火) 16:57  No.489
 
 
はじめまして、月さん。
トエイといいます。
よろしくお願いします。

月(ゆえ)さんと言うだけあって月の表現が優しいですね。
その月は太陽によって照らされていて。
真っ黒な僕は、太陽によって輝くんですよね。
僕も太陽(大切な相手)がいないと、やっぱり寂しくて寂しくて。
太陽がいると、それだけで元気になれます。
恥ずかしくて、なかなか気持ちは伝えられないんだけど、いつもありがとうって心の中で思うんだ、僕は。
素直になれないのが、ちょっぴり切ないけど、それも相手を思っての故。大切なのは、相手を大事に想う、純粋な気持ちなのかな。
と思う僕でした。
口下手でごめんね。よろしく。





 HとそのW    ..葵 由宇  返信
      2003/03/17(月) 17:56  No.457
 
 
過去と未来、どっちが長いと思う?
「・・・・・」

「現在かな」
すぐそうやって屁理屈言うのは悪い癖よ
じゃあ、今したいことって何?
「ビスケットを食べたい」
そうね、そうやって物事をはっきり言うことが大事よ お食べ。

サクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサク
サクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクチルサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサクサク・・・

“ずっと続いてゆくんだろ?”
いいや、ビスケットは入れ物いっぱいしかないからきっとなくなるよ

「現在ほど長いものはないんだって」
それは嘘よ 今日の長さは今より長いでしょ
・・・
「そう・・・」
でも『今』はとっても輝くものだから大事にしなきゃね
「・・・・・」
 
「これよりも光るの?」
さわっちゃだめ かしなさい 誰かが忘れてったのね
さ、もう部屋に帰りなさい おやすみ

「おやすみなさい」

「現在は 今よりも何よりも長いの」
“そこは高いから気を付けな”

「私は気を付ける心配はいらないの」

 Re:HとそのW    ..トエイ 
        2003/03/18(火) 09:22  No.466
 
 
こんにちは、トエイです。

現に、今、存在する事が、現在。
今、は、現在を含んだ、現代。
一日と瞬間、かな。
だから、瞬間のほうが長い、つまりそれは生において難しいから。
と、僕はなんとなくそう感じました。
ぜんぜん違っていたら、ごめんなさい!
瞬間を時に危ぶまなければ、危ないぞ、という警告にも思えました。
サクサクという響きは、刹那げなので。
また、楽しみにしております(笑)。


 Re:HとそのW    .. 
        2003/03/18(火) 14:02  No.474
 
 
HとそのW・・・わたしは、「How long」と「When」かなあ、なんて思いました。「どのくらいの時間?」「そのとき」。同じ時間を訪ねる言葉でも、この二つは意味が違うんですよね。詩を読んで、テスト終了直後の私は英単語が頭から離れず、こんな解釈をしてしまいました;;
ちょっと思い出した話が「モモ」という話。時間泥棒を捕まえる女の子の話なんだそうです。(実際読みかじった程度なので;;)
この対話は、なんて言うか、時間屋さんという職業の母と子みたいな印象を受けました。私の中でイメージづけたせりふが「これよりもひかるの?」。私流の解釈では、「これ」は「思い出」。「今」は思い出より光るのか?と聞いているように感じました。時間を預かる時間屋さんに来た人が忘れてしまった思い出。・・・そんなかんじがしました。
「過去」は自分があるいてきた道のこと。ただしその地点は含まない。
「未来」はこの先行く道のこと。それを一生という形ではかるのならば、「過去」が増えれば減っていく。もちろん現在の地点は含まない。
そして「現在」これを中心に英文でも「過去」だとか「完了」だとか「未来」を示す。だから簡単にいっちゃえば現在は定規で、過去も未来も正確にはかりとれる現在は一番長いんだよ。そう子供は言いたかったんじゃないかなぁ。
また屁理屈っぽいけれど、
「過去」今歩いてきた道。ただし今の地点は含まない。
「未来」これから行く道。一生を道にたとえるならば、過去が多ければ    未来は少なくなっていく。もちろん今の地点は含まない。
「今」 今いる場所。ただし過去のある地点においてもその当時は今で    あり、未来においても、その当時は今。
こうやって今をつなぎ合わせていくと、一番長いのは今。今が含まれている現在は今よりもちろん長い。現在は過去と未来をつなぎ止めているんだ。そんな解釈もできます。
そして最後に・・突拍子もないことを考えちゃったのですが、輝く今をつなぎ合わせてできたのが太陽で、(太陽はかなり長生きですし;;)
それで、最後の方は、太陽である「私」(時間屋母)になるんじゃないかなぁ;;などと。思ってしまいました。
よくわからない解釈してますが、すごくイメージのふくらむ詩です。これからも楽しみにしてますね★


 最初の一行    .. 
        2003/03/18(火) 16:14  No.486
 
 
の問いかけに驚きました
詩の全体は「物理的な時」じゃなく
観念的な「時」を問うてるのかなあ

「遥か遠くの地平線を知りたくて
歩くが 行けども行けども辿り付かない
しかし 歩き続ける本人は いつも
地平線の上にいることを知らない」
という事を連想しますが
変かなあ




 *∽ポケット∽*    ..  返信
      2003/03/18(火) 01:14  No.465
 
 
君のポケットには何が詰まってる?

僕のポケットには君への想いとビスケット一つ

君へ送る気持ちと君へ送るビスケット一つ

でも君のポケットは無限に広がり色んな可能性を秘めている

それを僕の為に潰さないで

そのポケットを僕の為に閉めてしまわないで

君の可能性を

その大きなポケットをたった一人の僕の為に閉めてしまわないで

君を必要としている皆の為に君のポケットには開けておいて?

僕のポケットには君へのおもいとビスケット一つ

君に捧げるものばかり

君しかいないんだ

頑張っている君の姿が好きなんだ

だから僕の為にポケットを閉めないで

たくさんの色んなことをポケットに詰め込んで

僕に色んなこと教えてね



 恋というビスケット    ..トエイ 
        2003/03/18(火) 10:33  No.469
 
 
こんにちは、桜さん。
トエイです。

とっても素敵な詩! 
相手を想うのだけではなく、相手を想いやるという恋のビスケット。
思いやりは、持続の術。だと僕は思います。
無限の可能性を秘めたポケットの中で、ビスケットはどんな味に変化していくのかな。時に甘く、時にほろ苦かったりするのでしょうね。
自分の想いを伝えるだけでなく、思いやることも、大変な事だと思うし、本当はすごく楽しい事でもあるような気がします。
そう思える詩でした。
今回の詩、僕はすごく好きです!
思いやり、僕も頑張るぞ。


 Re:*∽ポケット∽*    .. 
        2003/03/18(火) 14:48  No.477
 
 
トエイさんと同じく、すごく素敵です!
相手を思いやっている気持ちがすごく伝わりました。そして、これは桜さんへ桜さんの彼氏からのメッセージなのかなぁ・・・なんて。勝手に妄想してました;;
誰もがドラえもんの四次元ポケットみたいな心を持っていたら。そして、その心につながっているスペアポケットを大切な人が持っていたら。(マニアックでごめんなさい;)それって素敵なんじゃないかなぁ。なんて考えてしまう今日この頃でした★


 Re:*∽ポケット∽*    ..エコ 
        2003/03/18(火) 16:10  No.485
 
 
桜さん、初めまして。

トエイさん、蛍さんに同じく、とても素敵な詩だなぁ、と思いました。
とても、想いが伝わってきます。
ポケットに入ってるものは、ビスケットと、想い。
すごく可愛くて、ピュアな感じがします。




 Life    ..・mi  返信
      2003/03/18(火) 16:07  No.484
 
 
肉のついたモノが美しいなんて
光ってるモノが美しいなんて
大きいモノが美しいなんて
人間が美しいなんて
そんなの嘘

誰かに助けて欲しい
誰かに見てもらいたい
誰かに知ってもらいたい
誰かに愛してもらいたい
そんなの実現しない

決して愛してくれない人に
一番愛されたいの
決して叶わない事を
叶えたいの
決して見えない物を
見たいの
決して戻れない過去に
戻りたいの
そんなの無理

固い固い皮の中に
甘い甘い鮮やかな心を詰めて
生きよう




 無題    ..  返信
      2003/03/18(火) 15:28  No.482
 
 
初めまして。中2の月と申します!!
月と書いてユエと読みます・・・
今回初投稿させていただいたんですが、
・・・なんとゆうか、レベルむっちゃ高いですね・・・

こんな私ですが、どうかよろしくお願いします!




 『綺羅星』    ..トエイ  返信
      2003/03/18(火) 10:49  No.470
 
 
霙に濡れた冷涼のさす海の淵で
ほうき星は辛うじて息を継いでいる

 「あなたに会えない夜は、まるで海の中にいるみたい。」
 「どれだけ息を継いでも酸素が足りないの。」

すると昴はほうき星に瞬いた

 「じゃあ寝ちゃいなよ。そうすれば考えないですむし、」
 「うまくいけば、夢の中で会えるかもしれないよ。」

ほうき星は長い長い髪を金色にたなびかせた

 「そうね。でももし夢の中で会えなかったら?。」
 「それに、やはり夢は夢よ。」
 「目が覚めたら、わたしは現実にまた泣いてしまうわ。」

今度はぬか星たちが一斉に発光した

 「じゃ会いに行けば?。」「バカ、会えないから辛いのさ。」
 「喧嘩したんだよ。」「嘘ついたとか?。」「かもしれない。」
 「まだそんな深い仲じゃないんじゃないの?。」「そっか・・・。」
 「もう諦めたら?」「それがいい。」「楽になれるもんね。」

ほうき星は美しく緋色に輝いた

 「みんなありがと。でも、ただ辛いから嘆いてるんじゃないの。」
 「わたし本当の恋をしたの。」
 「すべてを捧げてもいいと想える恋を。」

 Re:『綺羅星』    .. 
        2003/03/18(火) 14:57  No.478
 
 
とても儚く、あっという間に消えてしまうほうき星。だけどその輝きはどんな星よりも綺麗で、ほうき星が流れる瞬間はみんなが祈りを込めて、見上げている。
そんなほうき星と、恋って言うのは似ているのかもしれないなぁ。なんて思います。
恋を、星にたとえたすごく綺麗な詩ですね。ほうき星の終わりはとても切ないけれど、誰もが次ぎに訪れることを楽しみに長い長い歳月を待っているから・・・




 無題    ..みや  返信
      2003/03/17(月) 21:07  No.464
 
 
長い長い時間が終わる  

ずっと夢見てたような

今もまだ夢の中のような  

私にとって1番見つづけていたかった夢が終わる

時のながれに心はおいていかれそうだから

必死にしがみついて

ふりはらわれて

私はまたおちてゆく

 長い長い時間    ..トエイ 
        2003/03/18(火) 10:10  No.468
 
 
はじめまして、みやさん。
トエイといいます。
どうぞよろしくお願い致します。

愛しい時間だったり、幸せな時間だったり、そのために苦悩している時間だったり。それはそれは長い長い時間をかけて育んできたものなんでしょうね。だから胸が締めつけられます。
僕も失った時間、取り戻したい時間がたくさんあるけど、その度に、そのどうしようもなさに胸を痛めます。
他人には解からない自分だけの痛み。
そういう想いが伝わってくるようでした。
僕の失ったその日は、モノクロの世界でした。
思い出しても、白黒な。
でも良い思い出もたくさんあったから、僕はあえて、感謝の気持ちをこめて、色塗りしていきたいと思います。
おちてゆくような、夢を見ていたのかもしれない、と、いつかそう思えるように(笑)。願ってます!


 Re:無題    .. 
        2003/03/18(火) 14:36  No.476
 
 
初めまして★蛍と申します★

時間は人のためには流れてくれず、止まってくれることはないんですよね。一度終わっていた時間を捕まえたかったら、もう一度前に進んで新しい日をその日の再現でもしない限りは訪れるものではないです。
「HとそのW」葵由宇さんという方の詩があります。私は由宇さんの詩を見て時間について、またいろいろ考えさせられました。そしてみやさんの詩を見て、改めて時間の大切さと切なさっていうのをすごく実感してしまいました。
夢はいつか覚めてしまう。「現の夢」も似ているのかもしれない。でも決定的に違うのは、現の夢は追い続けられて、叶えることもできるこということ。
再び今度は覚めない夢の時が訪れますように・・・



 わからない    ..  返信
      2003/03/17(月) 20:31  No.463
 
 
ガラス越しの陽射し暖かく
寒さを超えて冬温む
月割り葛に陽を浴びせ
この一瞬を切りとろう
そして胸に留めよう
ああ 私は何に迷うのか
外は優しい色なのに
わからない わからない
冬ざれたままの私が
でもね 支度始めないとね
すぐに 旅が動き始めるから


風は光って春めくけれど
私の想いは冴え返る
若葉をみせる雪やなぎ
歩き出そうといっている
まして泪はこぼさぬよう
ああ 私は何故に立ち止まる
花は咲こうとしてるのに
わからない わからない
頑ななままの私が
けれど 支度始めないとね
もおう みんな歩き出したから


さああ 支度始めないとね
ほんの 少し遅れてもね
たとえ 道は違ってもね

 花と咲く    ..トエイ 
        2003/03/18(火) 09:48  No.467
 
 
こんにちは、トエイです。
美しい言葉の律動。すごいね。見習わせていただきます!
お世辞じゃなくて、本当にいいと思います(笑)。

ガラス越しの陽射し暖かく
冒頭で、なんとなく自分と社会との隔たりを描いたのは、すごく効果的だと思います。
そして、自分(思い出や記憶、勇気かな)にもう一度陽をあて、新しい一歩を踏み出そうとしていく。
でもそれは本当に不安なことなんですよね。
周りの人達が強い光を放っていればいるだけ。自分がすごく微かなものに思えて。足が竦んでしまったり。
だけど生きてるんです。微かでも、鼓動しているから、頑張っているハート(からだ)のためにも。
えいっと足を前に。
誰も正しい道なんて知らないのだから、他人に足並みをそろえる事も、ついつられてしまうこともあるかもしれないけど、やがて自分の道を見つけると思います。
あなたの心の優しさが覗えました!
乱文ごめんなさい。
せっかくの人生、お互い、花と咲かせましょう!


 Re:わからない    .. 
        2003/03/18(火) 14:16  No.475
 
 
この間はメールありがとうございました★
春が近づき生き物が冬眠からさめる時も近いですね。わたしは、曇り一つなかった高く澄んだ青空に、淡い白雲が混じり始めたのを見て。もしくは花粉症が始まって、ティッシュを手放せなくなってきたことをおもい、いろんな意味で「春が来た」と思います;;(汚い表現ですみません;;)花粉症さえなければ、うららかな日差しでひなたぼっこの気持ちいい春が好きなのですが。
春は始まりの季節で、命の活動の時。クラス替えに、卒業に、入学、就職。人間はそんな生き物の中でも、一番活動するときなのかもしれません。終わりと始まり。別れと出会い。正反対な言葉は紙の表裏みたいに一番遠くて一番近いもの。新たな出会いを迎えるには別れがどこかである。そんな詩じゃないかなぁ。などと私は思ったりします。
朔さんの詩は音数がきちっと決まっているので、すごく読みやすく感じます。次回作も楽しみです★



 砂の恋    ..真美 [URL] 返信
      2003/03/17(月) 19:51  No.462
 
 
潮騒を
遠くに聞いて
ひとり砂の上に
「好き」と書いた!

両手で・・・・
そっと・・・・
砂を掬って抱いた

砂はサラサラと
指の間からこぼれ

潮騒は遠く

わたしは指先から
砂になって
終わりを知った


 Re:砂の恋    .. 
        2003/03/18(火) 13:32  No.473
 
 
砂のはかなさと恋のはかなさ。すごく切ないです。
でも儚いからこそきっと人は大事にしようって思うんですよね。恋をしてる時間って、一生のうちから見ればほんの短い時間なのかもしれないけれど、だけど勉強してるときなんかより、仕事しているときより、食べているときより、寝てるときより、ずっとずっと大切で、ずっとずっと楽しかった。(人によりけりだとは思いますけど)
じわっと来る詩ですね



 『せいてんたいせい』    ..トエイ  返信
      2003/03/17(月) 11:20  No.449
 
 
笑うといつも顔中に皺ができた
説教の時はいつも哀しそう
どんな時も、僕を気遣ってくれたおばあちゃん
なのに僕はいつも反発して
そんなあなたの手の平は
まるで大きなお釈迦様の手

 感謝    ..トエイ 
        2003/03/17(月) 12:05  No.450
 
 
はじめに、仁さんへ。
「ありがとうございます」
多くは言えませんが、ここは、この場所は、僕の励みになっています。
そういう場を提供してくださった事に、感謝、です。
ご迷惑もお掛けするかもしれませんが、よろしくお願い致します。
   トエイこと牧田都栄

僕がのびのびの味噌ラーメンを作った時のこと。
おばあちゃんが、
「あたしは、こののびた味噌ラーメンが好きなんだよ」
と言ってくれたことがありました。
幼かった僕はそれを信じて、いつも土曜のお昼は、それでした。
「おいしいなーおいしいなー」っていつも笑顔で言ってくれたから、僕は嬉しくて嬉しくて。そして作りづつけました。
土曜のお昼には縁側でおばあちゃんと2人。僕の作ったそれを食べるのが、日課でした。
でもよくよく思い出すと、おばあちゃんの麺は、そうじゃなかった。
本当に美味しいシコシコ麺でした。
おばあちゃんのそんな気遣いも知らないで、僕は大きくなったら、ほとんど家に帰らずで。そんなある日、たった一度だけ、ぶたれたことが。
(家に久し振りに帰った時に、おばあちゃんと口論になり、僕が、両親や家族の悪口を言ったため)
その時の、おばあちゃんの涙と、暖かな手、忘れません。そんなことを思い出して描きました。長々と、乱文失礼致しました。


 Re:『せいてんたいせい』    .. 
        2003/03/18(火) 13:26  No.472
 
 
昨日のうちに返信しようと思ったのですが、お説教タイムが始まりできませんでした;;

斉天大聖孫悟空・・・西遊記を交えた詩ですね。天と同じ名を持った悟空。やんちゃで、天上を支配した孫悟空を岩山という牢に閉じこめたお釈迦様。
それほどにおばあちゃんの涙は、トエイさんにとって衝撃的なものだったんですね。
そして、孫悟空はお釈迦様の手より上には上れなかった。おばあちゃんのとても大きな心がすごくひしひしと伝わってきました。



 *∽思い∽*    ..  返信
      2003/03/15(土) 23:25  No.435
 
 
人の思いはどうしてこんなに伝わらないものなのだろう

すごく心配で

すごく守ってあげたくて

それでも伝えられない自分がはがゆくて

それでも頑張って伝えようと必死にあがき

疲れ果ててゆく

どうしてこんなにも人の思いはむずかしいものなのだろう

 Re:*∽思い∽*    ..トエイ 
        2003/03/17(月) 10:23  No.448
 
 
こんにちは、トエイです。
はじめ、人の思いはどうしてこんなに伝わらないものなのだろう
が、結びで、どうしてこんなにも・・・に変わるんですよね。
考えれば考えるほど、どうして、という気持ち。すごく上手に表現されていると思います(喜)。
すごく守ってあげたくて。ここに「思い」の大きさがあるような気がしました。そして疲れ果てるほどの「思い」。どれだけ考えても、まだ足りない、というのが「愛情」なのかもしれませんね。
愛情は、心を優しく育てると言います。
愛しさゆえの、あがき、もがき。
それらはけしてマイナスじゃない。
だから、僕も愛情を添えて、色んなことにもがき、あがきたいと思います。せいいっぱい、すぐには諦めずに。
思いは、きっと届くよ。



 Re:*∽思い∽*    .. 
        2003/03/17(月) 18:00  No.458
 
 
トエイさんといいたいことはほとんど一緒です★
これもきっと桜さんの悩みの一つなんだろうなぁ。今桜さんは一人でいろいろなこと背負いすぎちゃってて、すごく大変なんだろうね。あんまり力になれてなくてほんとにごめんなさい;;
心がすれ違っちゃってると、すごくつらいんだよね。ほんとは・・・そんな気持ちが伝わらないのって、ほんとじれったいくて、悔しくって。
でも、思いが伝わったときって今まで思いが伝わらなかったぶん、嬉しくなるんだよね。だから、その日まで、耐え抜こう!
いつかその思いが届きますように・・・


 Re:*∽思い∽*    .. 
        2003/03/17(月) 19:15  No.461
 
 
この詩は、ほんとに率直ですね。相手のことが心配で、まもってあげたくて。そんな思いが大きすぎて、逆に空回りしてしまう・・・。
この詩にすごい共感できるんですよ。あたしの恋がそういう物だから
・・・・。
一途な思いを伝えていけば、きっといつかは答えてくれる。思いが伝わるその日まで、お互い頑張っていきましょう!!



 落涙 ラクルイ    ..  返信
      2003/03/13(木) 19:06  No.384
 
 
泣きたい
泣きたい
泣きたい

あたしが涙の滴を
呼び寄せるのか
涙の滴があたしを
呼び寄せるのか

行っちゃうんだって
外国に
旅行なんだって
もう会えないんだって

泣きたい
泣きたい
泣きたい

胸の奥に詰まった
大きな石を
流してしまう為に

明日笑顔で
君に会う為に

泣きたい
泣きたい
泣けない



 心の水道管    ..トエイ 
        2003/03/14(金) 09:04  No.392
 
 
はじめまして、刃さん。トエイといいます。
よろしくお願いします。
泣けば少しは自分の気持ちが楽になるのに、大切な相手の前だと、泣くことが相手に悪い気がして泣けなくて。でも心に溜まった水は破裂寸前で、どっかで零してあげないと、ますます辛くなったりするんですよね。だけどつっかえた想い出や、想いそのものを、まだ捨てれずに、けど捨てたくて。
辛さだけを水に流せたら、どれだけいいか、と思います。
心に染みる詩でした。


 Re:落涙 ラクルイ    .. 
        2003/03/14(金) 12:22  No.399
 
 
初めまして★蛍と申します★
泣いちゃえば、そこで一気に泣いちゃえば、すっきりするのに。でも泣いたらいけなくて、泣く自分が許されないときってありますよね。
そういう叫びたい気持ち見たいのを感じました。
お別れする人にとっては別れ際の涙ってつらいものがあるから・・・
でもそんな時に涙をこらえて笑う吹っ切れた笑顔。それってきっと、普段のほほえみよりずっと輝いてるんじゃないかなぁ??な〜んて考えちゃう今日この頃です。


 Re:落涙 ラクルイ    .. 
        2003/03/17(月) 19:08  No.460
 
 
えっと・・・。トエイさん、蛍さん、感想ありがとうございます。
この詩は、あたしの大事な人が遠くにいってしまうって聞いたときの気持ちを、素直に言葉にしたものなんです。本当に悲しくて、でも悲しすぎて泣けなくて。無理して笑ってたんです。相手に泣き顔を見せたら悪い気がしたから・・・・。でも、その後やっぱり泣いちゃったんですよ。張り詰めてたものが切れちゃって。でも今はだいぶ落ち着きました。あの人はきっと、どこかで見ていてくれるって思えるから・・・。






 夜ノヒカリ    ..pat  返信
      2003/03/17(月) 16:17  No.452
 
 
昼間 光という溶媒に安堵し

今見えるものを疑わなかった私

空は青いし 海は広い

私は私だし あなたはあなただ

やがて陽が海に落ち始める頃

空は光り 海は変わらぬ静けさを保っている

空には昼間ありながら見ることができなかった星たちが

昼間と変わらぬ姿で輝いている

いつか山で見た星のように

溶媒を失った私には一段と綺麗に見えた

町の方では

溶媒を失ったはずの雲が昼間と変わらぬ姿で漂っている

町の灯りで光った空には

昼間のように星は見えない


 Re:夜ノヒカリ    ..トエイ 
        2003/03/17(月) 17:02  No.454
 
 
はじめまして、patさん。
トエイといいます。
よろしくお願い致します。

ありながら見ることができない
本当はそこにあるんですよね。
失ったようで、本当はあるかもしれない。
盲目にしているのは、ひょっとしたら自分の心かもしれませんね。
見えるものだけが全てじゃない、ただ見ていないだけ。
取り繕った想いでは、ほどけない心がある。
そんな気がしました!
夜の光りを探そうと思います。
大きな太陽に照らされた夜の光りを。


 Re:夜ノヒカリ    ..pat 
        2003/03/17(月) 18:32  No.459
 
 
トエイさんお返事ありがとうございます。

この詩は夜散歩してる時に考えました。私の家は町から離れた
海の近くにあるのですが、その日は久しぶりに海岸を散歩してました。空を見上げると雲がなく星が良く見えました。でも町の方の空に視線を移して見ると、町の灯りは星より輝いていて星は見えませんでした。どちらが本当の光なのか私には分からずじまいでした。あたりまえとなった日々は私を盲目にしてしまったようです。



 argus    ..アルティミシオン  返信
      2003/03/17(月) 01:04  No.443
 
 
我は破壊者 名はArgus

すべてを破壊し連鎖し再生す 神の悪魔

今宵 地上に降り立ち3000

今宵 再生の途上に賛美す



荒廃の地を紅に染め 

その全ての憎しみを受け止めながら

今宵も全てを破壊し再生す

荒れ果てた地上の上で ただ一匹

常識を叫び続ける保護者にも

運命を語り続ける吟遊詩人にも

血の涙を流し 鎮魂歌を歌い続ける偽善者にもなれず


思うは
永遠の儚さ 再狂の果て


陳腐な感情 侮蔑 尊厳 一切持たず

ただ一つの思い掲げ 事を為す

知っているなら教えて欲しい
永遠の果てに終わりは在るのか

答えは無く 聞く相手も居ず

今夜も我は破壊する



我は再生者 名はArgus

全てを破壊し連鎖し再生す 最後の悪魔

 Re:argus    .. 
        2003/03/17(月) 17:53  No.456
 
 
Argusというと、私はギリシア神話の巨人アルゴスしか思いつかない・・;;;知識が足りないなぁ、と思います;;
よって、詩を読んでの感想しか述べられませんが、このArugusは自分の意志のため、盲目的な破壊を続けるんですね。感情を持たない・・というのはわかりませんが、人間を示しているようにも思われます。人間は天使にも悪魔にもなれます。ちょっと宗教を信じている方に、不謹慎に聞こえるかもしれませんが、天使も悪魔も、もとをたどれば人間の語りから始まったものだからです。上の方に書いたギリシア神話も、元は吟遊詩人の語りが普及の原因だったそうですし、うまくいえませんが、「語り」が神話の発現にもなるわけです。天使、悪魔は人間のどこかに住みついているものですし、その気になれば、いくらでもなれるんじゃないかな?なんて;;心に亀裂が入ったとき、誰もがこうなってしまう可能性があるし、自己のために他を蹴散らして歩くのは気づいていなくても、それは一つの人間の姿だと思うから。
そんなような感想をこの詩を読んだときに思いました。



 糸の切れた凧    ..真美 [URL] 返信
      2003/03/16(日) 21:45  No.442
 
 
凧に付いていた
糸は
夢と言う名だった
そして理想と言う
重りをつけて
高く
揚がれ揚がれ

沢山の涙は
重すぎて
揚がれなくて

堪忍と言う袋の
紐が
切れたから・・

沢山の涙を
流したから

夢を捨てたから

理想と言う重りを
捨てたから・・

私の

凧は今スイスイと
大空を舞いだした




 Re:糸の切れた凧    .. 
        2003/03/17(月) 17:25  No.455
 
 
空高くあがる夢。いいですね。素敵な言葉です★
夢を追っていると哀しいこと、つらいこと、我慢できないこと。いろいろありますよね。でもそんな重りが一気にとけてすっと空にあがれたら・・・。
青空というどこまでもどこまでも広くて、誰もが見上げるキャンパスに自分の夢という名の凧が色を載せられるなら、それはきっと太陽に負けないくらい輝かしいことなんだろうなぁ・・・・なんて思ってしまうような、爽快感のある詩ですね★



 道標    ..ササ  返信
      2003/03/17(月) 13:11  No.451
 
 
美空の低い所 
頂点を走る極上の金糸

丸みを帯びた土壌を包む頃
知らぬ間に未知の領域にひた走る

走る

驚愕にて
有形にあらずとも有
しかし有無に問わず融合が道標
離れる事は ありません

 Re:道標    ..トエイ 
        2003/03/17(月) 16:49  No.453
 
 
こんにちは、ササさん。
トエイです。
これは恋のことを謳っているのかな。
とはじめ思ったのですが、今回は少し難しいです(笑)。
夢とか目標かな・・・。
夢を見上げ追いかけている小さな自分がいます。そしてやがて上を目指して走り出します。前か後ろかもわからないでとにかく走ります。しかし、そこで得ていくものというのは、形のあるようでないものが多く、戸惑ってしまいます。けど努力は無駄じゃない。必ず血となり肉となり骨となるはず。しいてはそれが、未来を示唆してくれるはず。という風に捉えましたが、いかがでしょうか(汗)。
勝手に捉えて申し訳ありません!
走る
 僕も、今、走ってます。



 顔のない街    ..真美 [URL] 返信
      2003/03/17(月) 06:05  No.445
 
 
顔のない街

扉の前で指先に念じれば
其処はもう異次元の世界
意識に仮面を付け
繰り出される文字が人格を持つ
顔の無い住人の住む街
悪意も無く?
許しあう? 
労わり合う?
さんざめく不夜城の街
文字が躍り 文字が歌い
文字が恋をして文字が泣く
帰らなくては・・

残してきた生身の
一部がつんと痛い

 Re:顔のない街    ..トエイ 
        2003/03/17(月) 09:32  No.447
 
 
はじめまして、真美さん。
トエイといいます。よろしくお願いします。

インターネットの世界は、まさにこれかもしれませんね。
労わり合う?
と面と向かって聞かれているような気がして、胸がつんと痛かったです。というのも、今までは自由に描いてきた詩も、最近は上手く(もともとへたですが)描けなくなりました。これは多少なりとも、体裁を飾ろうとする、仮面のせいなのかもしれませんね。
でもそれでいいとも思ってしまう。言葉だけだからこそ、生身の自分を表現できる事もありますよね。
たぶん、そういう葛藤なのかな。顔のない街、あってもいいと思う。
先入観だけで良し悪しは解からないから。生まれづいてからある物全て正しいとはかぎらない。進化の過程で、ひょっとしたら顔のない世界になっていたかもしれません(笑)。
その時、文字を泣かせ、文字を躍らせるんでしょうね。
乱文すみませんでした。とても、関心のわく詩でした!




 水たまりに映った空    ..アルティミシオン  返信
      2003/03/17(月) 01:06  No.444
 
 
限られた時間の中で
過ぎ去った時間の中で
あなたはどれだけ
『今』を生きてきました?

励む時間に 考えるのは先のこと
暇な時間に 考えるのは前のこと

まだ何もしていないのに

何も変わってはいないのに



時間は過ぎ去っているのに

先のことしか考えられないのは

みんな平等に鎖をつけられ
時間に引っ張られているからなのだろうか



時間は限られているのに

後のことしか考えられないのは

水たまりに映った空を 見つめる自分を
追い求めているからなのだろうか


水たまりに映った空は
いつごろから見えなくなったのだろう

空に映った水たまりは
一体いつ自分を映し出してくれるのだろう


『一体君は
  いつの自分のために生きているの?』


答えはなく しかし
『永遠の今』など存在せず


結局、振り向きながらも先を見なけりゃ
進めないんだね


この時の列車があなたの終点に着くまでに
どれだけ大きく 強く
あなたの名前を書き残せるでしょうか


大切なのは 振り向きながらも進むこと

『今』を生きることに生きること


それが答えなのだろうか
水たまりに映った空よ


結局 今を捨てれば 自分はない

『今』とは自分なのだ
空に映った水たまりよ

 Re:水たまりに映った空    ..トエイ 
        2003/03/17(月) 09:04  No.446
 
 
はじめまして、アルティミシオンさん。
トエイといいます。
人は色んな観念によって縛られているような気がします。
特に時間に関しては。
過去や未来に振りまわされて、今を生きることを疎かにしているのかもしれませんね。
苦しい時、手に抱えた恐怖を捨てればだいぶ楽になれるのかもしれない。でも同時にたくさんの事も失ってしまうような気がして、やっぱり躊躇してしまい、今がより辛くなったりすることも。
結局 今を捨てれば 自分はない
そうですね。今日がなければ明日もないんでしょね。
くじけそうになっても、今、生きよう、ですね。
たいへん勉強になりました(笑)。




 束縛    ..エコ  返信
      2003/03/14(金) 19:19  No.408
 
 
僕は、コノ場所から動けない

ココは、狭い鳥篭の中で

足には、鎖が巻きつけられてる

動く事が出来ないんだ

鳥篭から抜け出そうとすれば、鎖が肉に食い込んで

僕を放そうとしないから

腕には手錠が

篭の鉄格子と繋がれてる

逃げれない、僕

弱い心だから

他の、強い心の縛られて

ここから逃げ出せない 動けない




 Re:束縛    ..トエイ 
        2003/03/15(土) 13:30  No.415
 
 
こんにちは、エコさん。
がんじがらめ。
誰が俺の手を掴んでるんだ!
と思って見ると、だいたい自分の手だったりして。
だから泣けてくるんです。相手に恐怖していることや、動こうとしない自分に。
誰かが鍵を差し伸べ、篭から出してくれるのを待ってしまいます。
そうしている間は、きっと、ずっと、がんじがらめなんです。
そういう感じがしました。
偉そうに言ってすみません。
これは、僕の経験の話しですから。


 Re:束縛    .. 
        2003/03/15(土) 15:55  No.424
 
 
えっと・・・麻奈さんの時にも似たようなこと言ったかな?
トエイさんと同じようなことだけど、自分で作った鎖に自分で縛られる。その鎖で自分が苦しむ。そんなときって、自分の力で抜け出すのって、すごく難しいんだと思うんです。本当に身動きができなくて、叫びたいのに誰にも気づいてもらえなかったり。でも、そんな叫びがどこかの誰かに届いたとき、その人は檻の鍵を握りしめているんじゃないかな?その人が三蔵法師様なんじゃないかな?
檻の鍵を持つ人が早く見つかりますように・・・・


 Re:束縛    ..エコ 
        2003/03/15(土) 19:35  No.433
 
 
感想ありがとうございます。
手足に縛られた鎖は、自身で作り、填めたものかもしれない・・・そうですね。誰かが助けてくれるまで、その鎖は解けない。悲しいものです(笑)心に縛られた鎖を、いつか解いてくれる人・・・蛍さんの言葉を借りれば、“三蔵法師様”に会えるといいです。


 Re:束縛    ..青柳仁 [URL]
        2003/03/16(日) 19:25  No.441
 
 
 <自らを光として生きようよ>ってお釈迦さんは言ったんですね。でもあんまり釈迦力になると逆に呪縛されますし・・・。
 皆さんの詩の中にすごくやわらかい光が満ちあふれているのを感じます。
 <行こうよ、行こうよ。みんなで行こうよ。みんなで一緒に行って、幸せになろうよ>というのは三蔵法師さんのマントラですが、そんなやわらかい解放の磁場が創り出されているのを喜んでいます。



 ぐるぐる    ..BUN  返信
      2003/03/15(土) 23:55  No.437
 
 
こいつは困ったことになったぞ
急にハンドルが効かなくなっちまった 
左には切れるが 右に切るのはどうしても無理のようだ
ぐるぐる ぐるぐる 巡る 巡る
ぐるぐる ぐるぐる 巡る メグル
もう何周回っただろうか? こんな事ってある?
でも、何か面白くなってきた
だって、同じ景色でも回るたびに違うイロに見えるのさ
不思議だね こんなのも悪くはないね
さて もう一回り
ぐるぐる ぐるぐる 巡る 巡る
ぐるぐる ぐるぐる 巡る メグル

 Re:ぐるぐる    .. 
        2003/03/16(日) 12:17  No.440
 
 
同じ景色のはずがなぜかすごく新鮮に見えちゃったりするときってありますよね。見慣れた家なのに、朝起きてみたら何となくいつもと違うような気がしたり。そんな日ってとってもいいことありそうな気がする。
「歴史は繰り返す」なんて言葉があるけど、実際全く同じだった時なんて一度もない。似たようなことが繰り返されたりするけれど、全く同じってことはあり得ない。同じ景色だって、その時の自分の気持ちとかで全然違って見えるから。そんな新鮮さを感じる詩です★



 *∽嫉妬∽*    ..  返信
      2003/03/15(土) 23:28  No.436
 
 
あなたは私にないものをもっている

あなたにないものを私は持っている

でもそれじゃ嫌

私に全て頂戴?

私にないものをもつあなたに嫉妬し

私にないものをあなたにねだる自分に嫌気がさす

「嫉妬」とても醜くきたないもの

「嫉妬」私が何も持たなさすぎるから

 Re:*∽嫉妬∽*    .. 
        2003/03/16(日) 10:26  No.439
 
 
無い物ねだり・・・それがきっと嫉妬なんですよね。
私もしょっちゅう「いいな〜」だとか「そんなんできるの絶対変だよ」
とか言ってます;;学校とかって、なんとなくだけど競争させられてる場所というような気もするし、知らず知らずのうちに他人をうらやむ心ってできちゃうんですよね;;
ちょっとうろ覚えなのですが、「金子みすず」さんの詩で、小鳥と鈴と私を比較した詩があったと思います。その詩にはだいたいこういう内容が書いてたったと思うんです。
「小鳥はお空を飛べるけど、私みたいに走れない
 鈴は綺麗に歌えるけれど、私みたいにいろんなお歌は知らないよ
 みんな違ってみんないい」
金子みすずさんってすごく柔軟で純粋な人だったんだろうなって思います。わかっているけど、こういう風にはなれないんですよね;;でも、
「みんな違ってみんないい」こういうふうにみんなが胸を張れるといいですよね。
「嫉妬」・・汚いことかも入れないけれど、みんな持っていること。そして、自分に足りないものを持っている人がいるからこそ、他人に惹かれたりするんじゃないでしょうか?そして、競争意識を持つことで個人の能力を高めることのもなるんだし。言い訳っぽいけど、私は嫉妬が嫌いじゃないです。そして、桜さんのこと大好きですよ★



 無題    ..もんち  返信
      2003/03/15(土) 21:01  No.434
 
 
闇を見つめると
その中にかたまりがみえてくる
そのかたまりは歪んでいる
どす黒い
いやな感じだから
いつもかたまりをこわした
簡単に壊れるもんだ
またかたまりが見つかる
同じように壊そうと思ったけど
なかなか壊れない
必死で叩く
叩く、叩く
やっと壊れてほっとした
かたまりはほかにもあるようだ
壊さないと
どんどん増えていく
壊しつづけないと
自分が壊れていく

 Re:無題    .. 
        2003/03/16(日) 10:06  No.438
 
 
闇の中のかたまりというのは、悩んだときに、苦しいときに、ふと目につく嫌なもの・・・かな?うまく表現できないのですが、ただでさえ暗闇で見えずに嫌なことばかりなのに、目につくそれが無性に腹が立って、この闇さえそれのせいなんじゃないかって、思えてしまう。そんな存在が「かたまり」なのかな?などと勝手に解釈してしまいました;;
悩んで苦しいときに嫌なことが目に入ってくるとやたら、それを壊してやりたくなる衝動、私は時々あって、でもそんなことをしようとすると、よけい嫌なことがその先々続くんですよね;;
何となくこの詩はそんな気がして、ほんの少し共感しました。



 think    ..maya  返信
      2003/03/14(金) 21:47  No.409
 
 
鎖につながれた人生ならば
 
それを溶かす熱を放ち

飛び立てばいい

それはキセキじゃない

 Re:think    ..トエイ 
        2003/03/15(土) 13:37  No.416
 
 
こんにちは、mayaさん。
そうですね。
キセキに頼らず、自分の力が必要なんですよね。
でも、それは簡単な事じゃない。
キセキよりも、大変な事もあります。
だから、この意識ですね。
鎖を溶かす熱、これ好きです。
熱っぽく、いろんなものを感じていたい。
鎖に繋がれないように。
失礼しました。


 Re:think    .. 
        2003/03/15(土) 16:04  No.426
 
 
すごくまっすぐな詩ですね。mayaさんの強く暖かい詩が好きになりました。
鎖を溶かすほどの熱い気持ち・・・くよくよしないで、いつかこの鎖を振り払うためにずっと熱い思いをたぎらせよう。キセキを待つんじゃなくて自分の力で抜け出すんだ!そういう気分になりました。
「神は自ら助くものを助く」・・・こんな言葉を思い出しました。


 Re:think    ..maya 
        2003/03/15(土) 18:52  No.432
 
 
感想、ありがとうございます。
私自身もこの詩のような光を放てるように
生きていきたいと思っています。



 パイプ    ..BUN  返信
      2003/03/15(土) 15:27  No.423
 
 

今僕は砂場にころがっている小さなパイプの中に居る
そして、その内側に在る螺旋の滑り台に横たわっているのさ
何故って、滑り終わったらまた登らなきゃいけないだろう?
だから横たわっているのさ 本当は楽しくもないけどね 

ねじれろ ねじれろ 全てねじれてしまえ
世界が 地球が 全てが思いのままになればいい

思いのままに何でも叶う自分だけの空間を楽しんでいるのさ
大丈夫 他人は絶対に入れやしない 鍵が有るのさ 僕だけの鍵
だから絶対に大丈夫なのさ パイプも丈夫だしね

ねじれろ ねじれろ 全てねじれてしまえ
世界が 地球が 全てが思いのままになればいい

今僕は砂場にころがっている小さなパイプの中に居る
そして、その内側に在る螺旋の滑り台に横たわっているのさ
何故って、滑り終わったらまた登らなきゃいけないだろう?
だから横たわっているのさ 本当は楽しくもないけどね 

 Re:パイプ    .. 
        2003/03/15(土) 16:35  No.431
 
 
自分の世界に入り楽しんでいるけれど、本当は、楽しいわけではないんですよね。
世の中って、この詩の引用をさせてもらうならパイプの中のわずかな世界とパイプの外に広がる限りのない世界の釣り合いでできてるんじゃないでしょうか?でもこの二つの世界を隔ててる、パイプの筒の厚みは人それぞれ。セロファンみたいに薄い人もいるし、鋼鉄のように堅くて厚い人もいる。その筒の先っちょに行けば広い世界が見渡せるけど、そこに行くには大変な道のりが待ってる。一回またもどっちゃったら、登るのはすごく大変。その場所のどこにいるかは個人の自由だけど、壁を越えて必ず何かが引き合ってくるんですよね。
そんな途方のない様なことを考えてみる今日この頃です★



 やさしさ    ..  返信
      2003/03/15(土) 14:54  No.422
 
 
キミはまだ走り続けてるの?
あたしはまだここで止まったままだよ
思い出がじゃまをして
前に進めなかった
自分に強くなりたくて
考えてばかりで
前に進めなかった
あたしは今日から歩き出す
前にすこしづつ
キミのようには走れなくても


 Re:やさしさ    .. 
        2003/03/15(土) 16:29  No.430
 
 
走らなくても、前に進むこと・・・それが大事なんですよね。
ゆっくり大地を踏みしめて、前へ前へ。
ウサギとカメは、足の速さなら絶対ウサギのが早いけど、亀はきちんと追いつくんです。
だから、dさんも彼に追いつくといいですね★そして、一緒に歩めますように・・・



 あたし    ..ねふじあ  返信
      2003/03/15(土) 14:48  No.421
 
 
あたしのことがわからない
1人になるのが怖くて
彼氏と別れられない
彼氏に不満がいっぱいで
ほかの人に目が行って
気に入った人に声かける☆
うまくいっても
本気になれるわけもなく
むなしさだけが
つきまとう
なにがしたいのか
なにが欲しいのか
なにもわからない
男がほしいのか?
愛がほしいのか?
いや全部もらっても
まだまだもっと
なにかが欲しい
それは一体なんなの?

 Re:あたし    .. 
        2003/03/15(土) 16:22  No.429
 
 
初めまして★蛍と申します★

空虚感を歌った詩ですね。人の欲って、際限がなくてどこまでもどこまでも怪獣みたいにほしいものをガブガブたべてく。一時の満足感に浸りながらも、でも結局またおなかがすいて別の食べ物を食べてにいく。怪獣はずっとおなかいっぱいでいられることなんてできないんです。そのおなかの空き加減はそれぞれだけど、そのこと自体はみんな一緒。なんじゃないかなぁ?なんて;;自信もっていえる訳じゃないんですけどね;;
今は空腹でも、いつか何かおいしい幸福を見つけられますように。



 『陽なたのカゲロウ』    ..トエイ  返信
      2003/03/15(土) 14:31  No.420
 
 

      通りかかった公園のブランコの影が
       
         寂しそうに揺れている

          ついさきいまでは
     
         誰かがそこにいたような
         
       今度は僕を手招きしています・・・

           揺れる身体と心

       平凡な毎日に倦んでしまった隙間に

          ふと童心がよみがえる

         靴を前に飛ばしてその行方に

         今度こそ新たな明日を誓う

 Re:『陽なたのカゲロウ』    .. 
        2003/03/15(土) 16:15  No.428
 
 
公園。幼い日に遊んだ場所。楽しい思い出。
なのになぜか夕日に揺れるブランコは、すごく哀しそうに見えるんですよね。ドラマとかでも、夜や黄昏時の公園は、切ないシーンで使われますし。幼い日の記憶が、そんな気分にさせるのでしょうか?     靴を前に飛ばしてその行方に 今度こそ新たな明日を誓う
靴をとばして明日の天気を占うとか、小さい頃よくしました。靴をとばして、明日を占っていること。それはまた新しい明日への思いが詰まった行為の一つなのかもしれませんね。
今度こそ新たな明日を誓って。
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